Re: 現状の報告 投稿者:馬場 投稿日:2018/10/02(Tue) 23:25 No.5691

今年の1月頃に急な訪問にもかかわらず、診察していただきありがとうございました。あれから、ずっと教えていただいた髪様シャンプーを続けており、頭皮がかなり柔らかくなり、抜けた髪の毛を見ても髪の太さも太くなってきて毛根がしっかりしてきたように思えます。
ただ、この半年間毎日続けてきたんですが、なぜか髪が増えるどころか減ってきているように思えます。
今は普段の状態では周りからは私が薄毛であると分からないと思いますがあと数ヶ月もすれば、頭皮が見えてくるのではないかと少し不安になっています。
特に前頭部のところとつむじのところがひどくなってきているように思えます。
今年はそちらにお伺いすることができないのですが、何かアドバイスをもらえたらと思い投稿させていただきました。
もしかしたら、来年の2月頃にお伺い出来るかもしれません。
どこに原因があるのか、もし何かあれば教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。


現状の報告
今年の1月頃ミナト本店に訪問したのですが、

急な訪問にもかかわらず、診ていただいてありがとうございました。

現在も、板場さんから教わった方法で毎日

髪様シャンプーを実践しており、頭皮も

だいぶ柔らかくなり正常な頭皮になっている

と思います。また、前までは少し細かった髪の毛が

正常な太さになっている気がします。


ただ、風呂に入って濡れた状態の髪を見ると頭皮が

前より見えてるような気がして少し不安になりました。

もちろん、これからも髪様シャンプーを実践していく

つもりですが、僕のやり方が悪いのかなかなか結果が

見えてこない状態です。今年そちらにお伺いする事が

出来ないので、現状の報告と何かアドバイスを頂きたい

なと思い掲示板に書かせていただきました。


来年の2月か3月頃にもしかしたらお伺い出来るかも

しれないので、その時はよろしくお願いします。


馬場 2018/09/02(Sun) 22:55 No.5689[返信]


Re: 現状の報告 投稿者:板羽忠徳 投稿日:2018/10/05(Fri) 22:54 No.5692

現状の報告ありがとうございます。
今年はいつもの年に比べると一ヶ月くらい早くから「抜け毛が増えた。」「異常脱毛が多くなった。」と感じる人たちが多くなっているようです。

ルイザプロハンナシリーズの使用により「前までは少し細かった髪の毛が正常な太さになっている気がする」という喜ばしい報告ありがとうございます。

「濡れた状態の髪を見ると頭皮が前より見えてるような気がする」ということは、髪は濡れるとお互いにくっつきやすくなることから、頭皮が見えやすくなるのは当たり前のことで、誰もが経験することなのです。
この場合はドライヤーで乾かせばフワーッとしてボリュームは戻ります。

育毛は焦れば焦るほど結果が見えてこないもので、不安感が高まってしまうものですが、そのような時は毛根検査やクリオネ検査をしてみればどのような状態になっているわかります。
抜け毛の数に不安を感じたような場合は、「抜けたら生えてくる」「抜けなければ新しい毛は生えてこない」ということを思いおこしてください。

髪の毛を保つためには、お手入れだけで保つことができるのではなく、遺伝の影響を受けます。この点については父親から遺伝的傾向を受け継いでいるようですが、これらには男性ホルモンの働きや受容体(レセプター)の状況、骨格、血液循環の状態などいろいろあります。ただ男性型脱毛症のハゲの因子が分かっていない現在、遺伝説や隔世遺伝説などは脱毛の原因の一部を説明しているにすぎないのですが、もともと遺伝的に禿げる要素を持っている人が、生活習慣や食生活が悪く、精神状態や健康状態なども悪いとハゲになるのを加速することになります。これらの要素を早く知り遺伝以外にも悪化させていく要素を除去して「予防」をこころがけることが一番大切なのです。

以下の文章は昭和56年10月に、私が書いた「読む育毛剤・髪の生える本」(大陸書房))の「あとがき」に書いたものの一部です。古い内容ですが、今現在でも変わらないのです。参考にしてみて下さい。

ハゲそのものの遺伝子というのはまだ見つかって無く、ハゲやすい体質が遺伝することだから、自分の体質をよく知ったうえで、いろいろ対策を練っていけばよいのです。
日常の健康状態、養生などにより、自分の親よりも長生きが出来る人が多くなっているように、ハゲ始める年齢やハゲの状態なども、日常の手入れ法や養生、気の持ち方などによって変わってくるのです。

髪の毛のために適切な手入れを行えば、長く保つことができ、逆に乱暴に扱ったり、何も手入れをしなかったり、自己流の方法のみに頼ったり、初めから諦めていたのでは、ハゲを促進させるだけになってしまうのです。

脱毛の原因やハゲの原因を探っていくと、髪や肌に関する知識が不足していることや、毎日の手入れの中で、無意味なことや、髪の毛を虐待するようなことを平気で繰り返している人が多いのです。しかし、いったんハゲになりそうな徴候が現れたり、ハゲてしまうと、やたら育毛剤、発毛剤をジャブジャブ振りかけるようになってしまいますが、これらの内容成分についても、またどのような方法が効率よく吸収されていくのかという知識なども不足していることが多いのです。

しかし、これらを逆に考えれば、正しい知識や手入れ法をマスターすれば、髪が薄くなることや、ハゲるのを遅らせたり、先送りすることは不可能ではないのです。
体と同じように髪の毛にも健康法があり、また、「死なない方法」というのが無いのと同様に、万人に効くハゲの特効薬や特効回復法というのは今のところまだ無いのです。

しかし、毎日何分かの手入れ法を変えたり、気持ちの持ち方や食事を変えたり、健康的な生活をおくることにより、若さを取り戻したり、髪の毛を取り戻すことは不可能ではないのです。

体と同じように髪の毛にも健康法があります。また、「死なない方法」というのが無いのと同様に、万人に効くハゲの特効薬や特効回復法というのは今のところまだ無いのです。

(ハゲという定義もあいまいで、たとえば薄毛の人をハゲと呼ぶ人もいますし、太い髪の毛が無くならない限りハゲではないと主張する人もいます。)しかし、髪にとって良いモノや方法を取り入れ、マイナス要因になっているような手入れ法を変えたり、気持ちの持ち方を変えたり、健康的な生活をおくることにより、若さを取り戻したり、髪の毛を取り戻すことは不可能ではないのです。


ハゲは完全には食い止めることは今のところ(10年後にはこの言葉は死語になるかも知れませんが……)できないのですが、ハゲる時期を先送りすることは不可能ではないのです。

誰もがハゲにはなりたくないと思っていることと思いますが、そのためには、ハゲになりやすい徴候が現れたら改善し、常に髪の毛が良好に育つような環境にしておかなければならないのです。
つまり、「予防に勝る治療なし」と言われるように、日常の食生活やお手入れが大切なのです。

ところで、希望の学校に行くことができたのでしょうか? 希望どおりになって、食生活やお手入れが十分に行われていれば次第に気にならなくなってくることと思います。
あるいはまだ頑張っているようであれば、「気にし過ぎないで、気にかけて正しいお手入れや食生活を続け、目標に向かって頑張ってください。」


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