私はホホバオイルを使用してます。ただ、整髪料はワックスとスプレーでボリュームを、出しているので、整髪料は多いです。なので、まずはプレシャンプーにて髪の毛の汚れを落とし、軽くタオルで水気を取ったあと、頭皮。紙にホホバを塗ります。
ホホバが塗られた状態でマッサージシャンプーの動きをとりながら約30分後にシャンプーで軽く洗い流します。これは、整髪料の上からホホバを、つけていいのか?や、し市販の、シャンプーなので長い時間、マッサージに当てたくないという気持ちが混ざってしまい独自のやり方風になりましたが、このやり方はいかがでしょうか?整髪料洗い流さないとホホバをつけたくないです。
オイル処理をするのは、皮脂をオイルで溶かし、シャンプーと混ぜることにより乳化を促進させて、古くなった皮脂汚れを引き離して落とすために行います。
オイルとシャンプーには相性が有り、オイルの精製の具合とシャンプーが混じった時に乳化がスムーズに行われないと皮脂が充分に除去できず、毛穴の洗浄、古い皮脂内にいる雑菌の除去が充分におこなわれないのです。(正規のやり方は、ホホバオイルも、シャンプーも何でも良いというものではなく、相性テストをした指定されたものを使用します)
シャンプーを髪や頭皮につけるとシャンプー中の界面活性剤は毛髪や頭皮の表面とそれらに付着したアブラ汚れ(頭髪や頭皮につくアブラは脂汚れですが、ここでは整髪料などからのアブラもありますので油汚れとします)の表面に吸着(界面活性剤はマッチ棒が頭を上にして油汚れにささったような状態になる)することになります。
シャンプーが着くと毛髪や頭皮に付着した油のわずかな隙間に界面活性剤は入り込みます。面白いことに界面活性剤の吸着した面同志には反発が生まれます。
つまり界面活性剤の吸着した面同志に再びくっつきにくい性質が生まれ毛髪や頭皮の隙間に入り込んだ界面活性剤は毛髪や頭皮と油の両方に吸着し、毛髪や頭皮からアブラを引き剥がそうとする力が生まれます。
また、引き剥がされた油汚れが毛髪や頭皮に接近すると界面活性剤がじゃまをし、界面活性剤があると一度分離した汚れは再び付着したり汚れ同志がくっつきあうことが出来なくなるのです。
シャンプー(界面活性剤)は汚れを引きはがし、引き剥がした汚れが再び付着することを防ぐ作用があるので、汚れを落とす力(洗浄)が生まれます。
従ってシャンプー剤がついて泡だって暫くした時点で頭髪も頭皮も洗われているのです。
ただし、ここで心配されている一般のシャンプーの場合、あまり長い時間頭皮についた状態にしない方がベターです。もし、長い時間つけた状態にしている場合はすすぎ時間もうんと長くする必要があります。
「整髪料の上からホホバをつけていいのか」ですが、整髪料は頭皮につけるものではなく、髪の毛につけるものですので、そのままホホバは頭皮に付けて良いのです。
整髪料に含まれているアブラも一緒に溶かしてくれますので髪にもついても大丈夫なのです。
髪様シャンプーは新生毛を引き抜かない、毛細血管を傷めないで血流を良くするという目的で行うために、特に前頭部、頭頂部の薄くなりやすい部位は頭皮の表面を擦るのではなく、頭皮を動かして毛穴を開閉させて、毛穴内部と表面の酸化した皮脂や汚れを落とすことが必要なのです。
先生、こんにちは。
現在私は、自毛植毛を考えております。方法はFUTといって頭皮ごと切る施術を検討しているのですが、皮膚を切ると頭皮が引っ張られる状態になるので、先生がよくおっしゃっていた固い頭皮になってしまうのではと心配しております。医師の方は、固くなることが薄毛に影響することはないとおっしゃるのですが、先生はどのようにお考えでしょうか。どうぞよろしくお願い致します。
今までは圧倒的にFUTが多かったですが、FUEタイプを望む人も多くなっています。
今まで相談や症状を診たなかで、術後の状態ではFUTのほうがFUEよりも良いようです。
FUTは後頭部を切ってドナーを採取した後は傷口はしっかりと縫合されていますので、こちらの方が化膿の心配が少なく、術後経過も良いようです。
FUTを受けた人たちの感想ですが、術後の突っ張り感は多少あったということですが、、じきに慣れていままでと同じような感覚になった・・・・と言います。
「頭頂部が突っ張って脱毛が起こるのでは・・・」という心配は、今まで受けた人たちの感想では「突っ張って抜けるということはありませんでした」と言うことです。
いずれの技法で植えたものも、術後のシャンプーのやり方で優しく丁寧に行わないと、せっかく植えた毛を引き抜いたり、擦りによる摩擦のために抜いてしまうこともありますので注意が大切です。
正しくおこなっていれば定着率が95%というようなところもあります。
FUEをやってもらった私のお客様の場合、ドナー部の縫合が無いため、それぞれの採取した傷跡は小さいのですが、傷口が大幅に化膿してしまい、医師であることから自分で抗生物質を処方して回復が大幅に遅れたという人もいました。
ロボットで受けたクセ毛の強い人の場合、毛根部の毛包幹細胞が採取されない状態のままのところもあって、日数がたっても部分的に再生が起こらなかった人もいました。
もし、まだクリニックが決まっていないのであれば、FUTとFUEを症状や部位によって対応している評判の良いクリニックを紹介しますので電話をいただくか、来店してみてください。
紹介状を発行してあげることもできます。
もし、すでに植毛を受けたのであれば、術後のシャンプーで植えた毛を脱毛させない細心の注意でシャンプーをしてあげることもできますので、お問合せください。
30代半ばの旦那についての質問です。育毛剤を使用し頭皮のマッサージも、毎日かかさずやってタバコもやめたり色々やってもなかなか改善されません。前にテレビで拝見した薄毛の人は頭皮が固いと言うことですが、マッサージを何年目続けているからなのか、頭皮はかなり柔らかいです。
肩凝り持ちだったりしますが、頭皮がやわらかいとなると、栄養面とかでなにかが足りないなどを、そちらの郵便で送って検査するものなどをやった方がいいのでしょうか?
仙台在住でとおいため、そちらにいくこともできません。
お忙しいところ、申し訳ございませんがご回答よろしくおねがいいたします。
頭皮の硬さは遺伝が強く、頭皮硬度でいうと40(数千人を調べた結果から割り出された頭皮の硬さの数値です)を超えるとその部分の髪は薄く(細く)なってきます。
頭の前頭部、頭頂部には筋肉が無いことから厚みに対する筋肉の硬さはマッサージなどをしても殆ど変化しないのですが、、突っ張っていて動かないために硬いという方は、常に動かしていると次第に動き易くなってきます。
そのため頭皮を動かすことにより血行が良くなることからマッサージが必要なのです。
ただし、適度な弾力を持っていればよいのですが、「ぶよぶよ」「ふにゃふにゃ」というような軟らかさの場合は内臓機能などに問題があることが多いです。
タバコも止めたということですが、止めたからすぐに改善されるというものではなく、タバコが原因して髪が薄くなってるということでしたらタバコの害をなくせば一件落着ということになるのですが、薄毛は多因子性の脱毛です一つのことを改善したからと言って全体が良くなるとうものではありません。
無理のない自然な状態から言えば薄くなるまでに要した年数が改善には必要ということになります。
薄くなる原因・誘因はいろいろあり、遺伝や食事面、精神面、健康面、間違ったお手入れなどがありますので、これらを細かくチェックして原因・誘因となるものを探し出さなければなりません。
どうしてもいらっしゃるこど出来ない場合には、抜け毛に現れた結果(毛根形状)に対し推測される原因・誘因をアドバイスしていますので郵送による検査(¥5400税込み)をしてみることをお勧めします。
食生活の乱れなどが原因と思われる場合は「毛髪ミネラル分析」(¥10800税込み)をお勧めします。
はじめまして、はじめて投稿させていただきます。
私40才前半の男なのですが、ここ数年、どんどん髪の毛が薄くなって来まして悩んでおります。
更に冬の時期になると特になのですが、頭皮が痒くて痒くてどうしようもなくピリピリして痛いです。何か対処法はありますでしょうか??
また髪の毛は復活するものなのでしょうか??
よろしくお願いします。
これは男性ホルモンが関与していることから、一般にはAGAを発症してきていると言われ、「髪が薄くなってきた」と言いますが、「薄く=細く」なってきたことで、さらに伸びが次第に緩慢になって頭皮が透けて見えるようになってきたのです。
頭皮の痒みですが、冬になると痒くなる場合の一番の原因は、乾燥による刺激で、「エアコンやストーブなどにより乾燥させてしまった」「石けんの使い過ぎで皮膚のバリアを落としすぎてまった」「アカスリなどで皮膚のバリアを壊してしまった」など、皮膚のバリアが剥がれ落ちて乾燥が進むと「NGF=ナーブグロースファクター=神経成長因子」が表皮内まで伸びてくるようになり、知覚が過敏になってくることが原因しています。
NGFが働くのは皮膚にダメージを負ったときで、乾燥により掻き壊しをすると表皮が損傷し、NGFによって神経が伸びて痒みに対して過敏になってしまいます。
冬の痒みの敵は乾燥で、それを掻いている自分の爪なのです。
このような状態にしないためには表皮のバリアを壊さないことで、シャンプーや体を洗うときにゴシゴシしすぎないように注意することが大切です。
保湿剤を使用したり、掻けないようにガードすることが大切です。
痒みというのはとても複雑で、従来の「痒み=軽い痛覚の刺激」ではなく、痒みは「無限ループ」を持つ不快感覚で、掻けば掻くほど痒くなる増幅現象が起こってきます。
◎掻くことによりマスト細胞が脱顆粒(ヒスタミン、TGF−β、ロイコトリエンなどの化学伝達物質が細胞外に飛び出すこと)し、脱顆粒によって痒みが増え、痒くなると掻いてしまい、またマスト細胞が脱顆粒するという「イッチ・ストレッチサイクル」に陥ってしまいます。(TGF−βは脱毛にも関係してきます)
◎掻くとかゆくなるという連鎖反応を引き起こす「軸索反射」といって、脳に伝わる痒みの信号が神経の分岐点を逆流して周りに痒みを広げてしまいます。
◎「サブスタンP」という痛みを伝える化学伝達物質がマスト細胞を脱顆粒させ、掻けば掻くほどかゆくなってしまいます。
◎乾燥や炎症により、先に述べた「NGF」が過剰に働き、ますます痒くなる。
・・・・というように痒みは厄介な感覚なのです。
では治すにはどうするかですが、この場合は表皮の炎症を止め、掻かないようにすることがまず大切で、皮膚科を受診して抗炎症作用のあるステロイド剤を処方(長期使用はダメ)してもらうことで解消は可能です。
他にも抗ヒスタミン剤を処方してもらい、掻きむしらずに痒くなったら冷やすことで痒みを抑えることができます。症状が軽いならメントールも有効です。
痒みの原因についてはアレルギーやかぶれなどや雑菌などによる場合もありますので、長引く痒みは皮膚科を受診してみてください。
雑菌の場合は当サロンで頭皮の「クリオネ・チェック」を受けてみてください。脂漏性皮膚炎などの場合に悪化していることが多いです。この場合はルイザプロハンナシャンプー・プレミアムを使用してみて下さい。
髪の毛の復活については、今までいろいろ書いてありますので過去ログをご覧ください。
30歳の女性です。5年前から抜け毛が多く悩んでいるのでその時期から****療法を月に1回通っているんですが、いまいち効果が出ずに生え際の後退が進行してきてすごく悩んでいます。続けるか他の方法があれば意向したいのですが今のところ何が良いか分からず続けています。
白髪が全体的にあり白髪染め(香草カラー)を3ヶ月おきにくらいに染めてるんですがその度に後退していってる気がします。
白髪もなくしたいので何かアドバイスお願いします。
お忙しいと思いますがよろしくお願いします。
効果とは、いきなり太い毛になったり、髪の毛の数が増えたり、ボリュームが増えることを期待しがちですが、髪の毛の数(毛包の数)は生まれたときに決まっていて、その後は増えることはありません。
いきなりは太くなってその状態が持続するものでもありません。
抜け毛の数が減って髪がある程度太くなればボリュームはでてくるようになります。
そのようになるためには抜け毛をいろいろチェックしてみなければなりません。
抜け毛の数が50〜100本くらいであればあまり問題ないのですが、その抜けた毛の状態によって危ない場合もあれば、生理的な場合もあるのです。
毛根検査をしてみて正常脱毛根が80%以上であれば改善に向かっていると言いえるのですが・・・、生え際の後退が目に見えて感じられるということは、****療法はあまり効果があがっていなかったのかもしれません。
他にも女性の場合の抜け毛では、甲状腺ホルモンの異常や、女性ホルモンの低下などや、ダイエットによる場合や、産後の脱毛でも抜け毛が増えることがありますので、これらもチェックしてみることもお勧めします。
また、女性の場合は生え際の後退はあまり起こりませんので、本当に薄くなっているのか、精神的に心配で薄くなっているように感じているのか、クリオネチェックも含めて調べた方が良いですので、できましたら予約のうえ「毛髪相談・チェック」にいらっしてみて下さい。
白髪に関しては、全頭脱毛症で白髪になったような場合は、お手入れ+食事指導により黒髪に復活することはあるのですが、現在白髪になっているものを黒髪にするには染めるのが一番ということになります。
これ以上増やさないためには亜鉛と銅のバランスを8.5:1の割合に摂ることですが、サプリでは亜鉛が多くなりすぎて、銅の不足が起こりかえって抜け毛が増えたり、白髪が増すこともありますので、毛髪ミネラル分析を行って体内の状況をチェックしながら食品から摂取することをおすすめします。
他にもサンショウエキスが含まれている育毛剤なども有効とされています。
皮膚科に行って脂漏性皮膚炎と言われました。首の生え際に赤い炎症がなってます。炎症がない場所でもかゆみフケがあるようですがそれも脂漏性皮膚炎の影響でしょうか?
コラージュフルフルネクストシャンプーを使いたいと思ってるんですがルイザプロのホホバオイルを一緒に使用しても大丈夫ですか?
使っても良いのであれば使用方法を教えて下さい。
もしそうであればルイザプロのオイルを使用して毛穴内部の皮脂とオイルをなじませてからコラージュでシャンプーをすれば、フケ、かゆみはかなり減ってくることになるでしょう。ただし泡立ちが低下するかもしれません。
フケ、かゆみがあり、脂漏性皮膚炎を発症しているお客様の頭皮を「クリオネ・チェック」でチェックしてみると、アクネ菌や表皮ぶどう球菌やニキビ桿菌、ピチロスポルム属の菌が多くなっています。
この場合、ルイザプロハンナシャンプーのバージョンアップ版として新発売された「ピロクトンオラミン」配合の「ルイザプロハンナ・プレミアムシャンプー」も効果的なんです。真菌の場合にも有効です。
「ピロクトンオラミン」は、ピロクトンとエタノールアミンから形成される塩で、毒性はなく、安全な成分で、ふけ防止用シャンプーや育毛剤に有効成分として添加されています。防腐剤としても用いられることもあります。
「ピロクトンオラミン」は発毛成分ではありませんが、頭皮環境を整え、皮脂の分泌を低下させ、毛幹経(毛の太さ)を太くするというアメリカでのデータもあり、私はその論文も持っています。とくに脂漏性皮膚炎が進んだ脂漏性脱毛症の方には喜ばれています。
ハゲ、薄毛は毛がなくなることではなく、太かった髪の毛が次第に細くなって伸びにくくなる現象(円形脱毛症や前頭脱毛症などを除く)ですので、「太くする」ということは貴重です。
髪様シャンプーに使用するルイザプロハンナプレミアムシャンプーの場合は、エッセンス(オイル)と一緒に使用することが前提でつくられているものですので、シャンプー前に使用したり、季節や頭皮の状態によりますが、5,6滴シャンプーと一緒に使用して保湿をはかります。
髪様シャンプーで揉むように頭を洗っているのですが、
やっぱりなんだか頭がムズムズする!という時があります。
そういう時のすすぎの時に、シャワーヘッドを半分手の腹で押さえつけ、出口を減らすことで水圧を上げて強めに洗い流します。(手でガシガシはしません)
お湯が強く当たるのは非常に気持ちはいいのですが、これって頭皮に悪いでしょうか?
何卒ご回答お願い致します
水圧をあげてすすぐための装置として「ケアナケア」という装置の開発をやったことがあります。
これは歯茎の歯肉の隙間の汚れを水圧によって除去する装置をシャンプー用に開発したのですがが、汚れがとれるだけでなく、水圧によって血流がよくなることもわかり育毛に大好評でした。
ムズムスすることがあるということは、
◎シャンプー剤が合わない場合。
◎毛穴内部のアクネ菌など雑菌が多く残っている場合。
◎シャンプーマッサージが足りなかったり過剰だった場合。
◎間違ったシャンプーマッサージをしている場合。
◎すすぎが不十分な場合。
などがあげられますので、すすぎ以外に原因がないかもチェックしておくことが必要です。すすぎを充分に行うために水圧をあげることはむしろよいことです。
3月12日午前11時からお世話になった者です。
今回も、髪の悩みだけでなく、それ以外の悩みについても、親身になってアドバイスくださり、誠にありがとうございました。結局、同窓会では、積極的にはなれませんでしたが、先生に励ましていただき、諦めずに出会いを求めていこうと思いました。
さて、今回は白髪を染めるほどではないとアドバイスをいただきましたが、
@染めるタイミング
Aコスト的に、自分で染めてもよいか。それとも、先生の所など、プロに染めていただくべきか。
B自分で染める場合のおすすめの商品。
Cそもそも、染めることは毛穴をふさいだりして薄毛に繋がらないか。それとも、問題はないのか。
以上の点についてお聞きすることを忘れてしまいました。
お忙しいところ、大変お手数をおかけいたしますが、是非ご指導を宜しくお願い申し上げます。
白髪染めですが、染めるタイミングとしては、他人に指摘されたというのもありますが、自分が気になったら染めると言う人が一番多いです。
白髪染め派の染まるスピードの違いと、シャンプー式かスポイト式か、刷毛塗りかの違いくらいであまり大差はありません。おすすめの商品は自分が気にいったもので良いです。
毛穴を塞ぐからと言うよりも、染毛剤に使用されているパラフェニレンジアミンなどの酸化染料や、過酸化水素水が頭皮につくとカブレや炎症をひきおこすことがありますので、
髪を染める前にパッチテストを行って、大丈夫かを調べてからです。
自分で染めると、どうしても頭皮につけてしまいますので、カブレをひきおこしやすくなることがあります。染めたくなった時には予約を入れてください。その方が安心できます。
企業でない毛髪の研究者を探しておりました。
髪の乾かし方についての質問です。
濡れた髪を乾かす際、タオルで軽くふいた後、髪同士を手のひらでこすり合わせて乾かす人がいるのですが、濡れた髪だとキューティクルが痛むと聞いています。
なるべく髪をこすらずにしたほうが良いのでは、と言ったところ、
「キューティクルが痛むって見たことあるのか?キューティクルってほんとにあるのかどういう風になっているのか」と言われ、
「ドライヤーにしろ、タオルにしろ、結局髪同士がこすれ合わずに乾かすことなんてできないだろ」と言われました。
それはそうかもしれませんが、なるべくこすりあわないようにするのが良いと思うので、どのように説明してあげるのが良いのでしょうか?
濡れた髪は髪の内部に入り込んだ水と表面に付着した水は髪の毛の重さの70%もあります。
乾いた髪を早く乾かすためには・・・・これについてテレビの「それダメ!」に出演した時にもお話したのですが、濡れた髪をいきなり乾いたタオルで拭くのは・・・・それダメ!・・・なのです。
これでは乾いたタオルに水分が取り込まれないのと、早く拭き取ろうとしてほとんどの人がタオルで頭皮をゴシゴシ擦ってしまいます。
これをやるとキューティクルが傷むだけでなく、生えてきたばかりのデリケートな新生毛を引き抜いてしまい、薄毛の原因にもなってしまいます。
それではどうするか・・・・
乾いたタオルではなく、蒸しタオルを使うのです。蒸すことができないなら、きつく絞ったタオルでもいいですから(蒸しタオルのほうが早く吸い取ってくれます)、それを使って濡れた髪を包み、頭に押しつけるようにして、軽く揉むようにしてタオルに水分を吸収させます。
こうすることにより付着していた水分は7〜8割タオルに吸収されますので、その後乾燥タオルで髪を包み、髪が短いようならその上からポンポン軽く叩くようにしてタオルに水分を吸収させます。
髪が長い場合は髪をタオルで包み、タオルの上からパンパン叩くようにして水分をタオルに吸収させます。
これで付着していた水分はほとんど取れますので、後はドライヤーを持っていない方の手で髪を軽く左右にゆするようにして、ドライヤーの温風を髪の根元に吹きつけてから、同じようにドライヤーを左右にゆすりながら髪の毛先に風を当て、次に中間、最後に根元から全体に当てます。
髪に関心を持っていない人は別にして、今時キューティクルを知らない人はほとんどいません。
全く無知の人なら髪の傷みも気にしない人ですので、べつに教える必要は無いと思います。
髪の毛の構造は「海苔巻き寿司」のような形で、海苔の部分は透明で、ご飯の部分は色がついていて、かんぴょうの部分は空気を含んだ空洞があり、髪が細いと無い・、傷んだ髪というのは海苔が剥がれたような状態で、こはんが乾き過ぎて、パサパサになるよ・・・・程度に教えておけば良いと思います。
髪の傷みを極力防ぐには「擦り合わせない」これは正解です。
僕はあまり意識したことは無かったのですが、振り返ってみると先生の言う、
育毛のための洗髪NG集
@ゴシゴシ洗う。
A爪を立てて洗う
B直接頭皮にシャンプ剤をつける
C時間をかけないでシャカシャカ洗う
Dすすぎが足りない
を全てやりながらここ5年程洗頭していました。最近剃り込みの部分が後退したことが気になってきたこともあり、今更後悔しております。このような場合の薄毛はAGAなのでしょうか?
また正しい洗頭方法を実践すればまた元のように髪の毛が生えてきたりするのでしょうか?
そんなに単純な問題ではないのでしょうか?
よろしくお願いします。
従って、正しい先頭法を実践しても額の領域のうぶ毛は頭髪のような太さにはなりませんので、「元のように」は戻りません。
なぜなら、NG洗髪は必要以上に抜け毛を増やしますので、正しく洗えば抜け毛を防いでくれますが、元のように髪の毛が生えてくるわけではないのです。
円形脱毛症や全頭脱毛症などの場合を除いて、AGAなどの場合は髪の毛は抜けたらまた生えてきます。ただし、NGなことばかりやっていると新生毛が育たないばかりか、抜け毛の進行も早くなります。
そり込み部分(M字部分)の後退は、産毛の状態なのか、太かった毛が産毛の状態になったのかを見極めなければ、AGAになっているのか、もともと額が広いのかははっきりしません。
AGAについては過去に書いてありますのでご覧ください。一般に男性の薄毛はほとんどAGAです。
詳しくは「やっては」いけない頭髪ケア」(青春出版社)に書いておきました。ご覧下さい。