| 人工、天然(石鹸系)など... 投稿者:たける 投稿日:2010/06/09(Wed) 11:38 No.2364 | |
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はじめまして。失礼致します。 私も脱毛、男性型脱毛症などが気になる33歳男性です。
先日、本屋で大手のシャンプーは良くないという感じの本を買ってきました。 その中では「石鹸系のシャンプー」を勧めており、あまり汚れは落とせなくても(汚れがひどくなければ…)少しくらいなら大丈夫!それよりも、界面活性剤入りの毎日のシャンプーで表皮の部分を壊してしまう方が脱毛につながる、とのこと。
別の日にいつも行くサロンで頭皮チェック(TVに頭皮が映る感じでした。)したら、「毛穴に汚れが目立ちますね。これでは育毛剤も毛穴を塞いでいる汚れに弾かれて浸透しませんよ!」
人工でも色々な成分が入っているもので毛穴がきれいになる、そして市販のものでも育毛剤が効く。と考えるのか…天然、石鹸系シャンプーで毛穴が少しくらいつまっていても育毛剤は(この本では…)育毛剤は表皮がちゃんとしてれば皮膚から浸透するということでした。
どちらが正しいのでしょうか? 家が遠い為先生のサロンに通う事が出来ません。脱毛、育毛関係で先生がオススメの図書などあったら紹介願います。 頭皮マッサージも風呂など暖かい所で揉むだけでも効果があるのかなどご指導願います。 (界面活性剤など人工のものであっても「〜パック」などで、毛穴をキレイにしてから育毛剤、自己流マッサージ…とか流れだけでも。お願いします。) |
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| Re: 洗剤は宗教??? 板羽忠徳 - 2010/06/17(Thu) 04:00 No.2366 | |
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シャンプーの良否については「一種の宗教」のようなものであり、合成系と石けん系に分かれて論争し、自分が信じている方を譲らないとしている場合が多く、どちらかというと石鹸系の方が出版物やネット情報が多いため「危ない」と報じられれば、そうでないものを信じたくなりますが、ややもすると間違った知識を与えているようなものもあります。
以前に「買ってはいけない」という本が話題になり、そこにあげられたメーカーは困ったことになりましたが、すぐに『「買ってはいけない」は買ってはいけない』(夏目書房)では、その不正確さを批判していました。『「買ってはいけない」は嘘である』 (文藝春秋)、『本当に「買ってはいけない」か!? 決定版! これにて落着!!』 (ビジネス社)、など、その他にもいろいろな出版社から大論争に発展した本が出版されました。
シャンプーに話しを戻しますと、シャンプー剤選択の目安は、使用する本人の汚れの状態や目的により違い、自分の頭毛や頭皮の汚れの状態や仕上がり時の風合いなどに合わせて選んだり使用しなければならないのです。
硬い髪の人がソフトにしたいのであれば、そのような界面活性剤が配合されているものが良い製品いうことになりますが、軟らかい髪の人がそれを使用した場合、ソフトになりすぎてしまい、結果としてはダメな製品ということになります。 毛穴をスッキリさせるようなものは脂症の人には最適ですが、乾燥肌の人にはかえってカサカサになってしまいます。 ヘアケア(髪の手入れ)、ヘアクリーン(髪の洗浄)、スキャルプケア(頭皮の手入れ)、スキャルプクリーン(頭皮の清浄)、ヘアグロウイング(髪の発育)など、それぞれのの目的により選んだり、使用法を変えることが大切なのです。
脱毛につながるか?に関しても、シャンプー剤の成分のうち、自分にとってどいう成分が合わない原因なのかを知ることの方が大切です。 本やネット情報に書かれていることよりも、自分にとって避けるべき原因物質を知り、その原因物質を含まないシャンプーの中で、自分の目的に合った最も刺激の少ないものを選べば良いのです。 原因物質は人によりアレルギーなどを起こす物質ですので、特別に原因物質が無いのであれば低刺激のものを選べば問題ありません。 それよりももシャンプー方法が間違っていると頭皮を傷めたり、抜け替わって生えてくる新毛を引き抜いてしまい、脱毛の誘因の一つになることはあります。
最近は石けん系よりも低刺激、低タンパク変性、生分解性が良好なものも開発されていますので、一概に石けん系が良いとも言えませんし、天然と書いてあっても、天然のシャンプーなんてのはありませんし、天然だから絶対安全というものでもありません。 現在は目的にもよりますが、アミノ酸系のものが比較的無難です。 皮膚からの浸透に関しても、表皮がちゃんとしているよりも傷が付いている方が皮膚表面からは浸透はします。中には育毛剤を注射したり、頭皮に穴をあけて浸透させるなんてのも行なわれていまが、浸透は毛を作っている毛乳頭・毛母細胞に作用しなければなりませんので、毛穴から毛包壁を通して浸透させる方が効率的であり安全です。
刺激の少ないシャンプー剤(ルイザプロハンナシャンプーやほーむぺーじにはまだあっぷしていませんが、JCAスカルプ・ヘアソープなど)で、自己流のシャンプーではなく、「髪様シャンプー」のページにあるようなシャンプー方法で、指頭を使って揉めば、毛穴の皮脂はかなり取れてくれますので、浸透は良くなりますが、浸透させた後のコンディションを整えてくれるようなものでないと、浸透はしますが、頭皮が荒れるようなものもありますので注意しなければなりません。
私が洗剤を研究する時に、横浜国立大学の大矢勝先生の出版物を参考にさせていただくことが多いです。以前にもテレビで「経費毒」をズバリ批判していましたが、洗剤の環境に対する影響や安全性などについて造詣の深い先生です。入門編としては「地球にやさしい石けん・洗剤ものしり辞典」(サイエンス・アイ新書)を読んでみると良いでしょう。 脱毛・育毛関係のものは「毛の悩みに応える皮膚科診療―毛髪最前線: 板見 智, 宮地 良樹」(南山堂)9450円しますが、専門的なことが多く書かれています。
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| こんなに丁寧なご指導あり... たける - 2010/06/17(Thu) 22:01 No.2367 | |
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お忙しい中、ありがとうございます。 参考にさせていただきます。 |
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